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2018年度大阪府公立高校 社会

2018/08/17 投稿

1 農業をテーマにした問題である。
(1)Tさんの班が小麦や米に関することについて調べた内容を題材にした問題である。
 ①は地理の問題で、農作物の生産量の割合から国名の組み合わせを記号で選ぶ問題である。②と③の問題は歴史で、エジプト文明と古代の歴史を解答する問題である。難易度はあまり高くないと思われるので確実に正解できるようにしておきたい。
(2)Sさんの班が農作物の生産から消費までの過程について調べた内容を基にした問題である。
 ①は地理の問題で、気候を選択肢で解答する問題である。この問題は基本的な問題で難易度はあまり高くない。②は流通の意味を理解していれば正解できる。③は経済の問題で、間接税に関する文章記述問題があるが、負担する人が異なるという点を抑えていれば正確に記述できる。消費者の4つの権利で有名なアメリカのケネディ大統領を解答させる問題が出された。ケネディ大統領について、暗殺だけでなく経済の人という意識を持つ必要がある。
(3)資料問題  資料を読み取る力が求められる。苦手意識があれば日頃から対策を確実にしておきたい。

2 交通や通信に関わる問題である。
(1)①日本の面積と排他的経済水域の知識があれば確実に正解できる。②は明治時代の北海道に関する問題で、この問題も基本的な知識があれば確実に正解できる。
(1)③と(2)は日本地理の問題で基本的な問題で難易度は高くない。(2)②は世界地理の問題であるが、問題のような模式図が出ると戸惑う人がいるかもしれない。過去問で慣れる必要がある。
(3)は資料問題である。2002年と2014年におけるネットショッピングの利用率の資料を見て解答する問題である。大問2の他の問題とテーマが異なり、これまでに解答した知識と関係がない問題である。資料を読み取る力だけが試されている問題と言えるだろう。

3 国際関係の歴史に関する問題である。
 日本と唐の関係から明治時代の不平等条約改正まで幅広い時代から出題されている。問題は全て基本的な問題で、難易度はあまり高くないと思われる。この問題の中で、1792年に漂流民を根室に送り届けたラクスマンを解答する問題が出題された。時事問題を意識する場合、北方領土問題との関連で日本とロシアの関係に関する問題が出題される可能性が高い。

4 国際連合に関する問題である。
(1)①日本国憲法の平等権に関する問題である。憲法の条文の一部を正確に書く問題がよく出題されるので、塾のテキストや教科書で見かける条文があれば正確に語句を覚えるようにしたい。
(1)②と(2)は国際連合に関する基本的な問題である。確実に正解できるようにしたい。
(3)は為替レートについて円安・円高を正しく理解していれば正解できる。
(4)も基本的な問題で難易度はあまり高くない。
(5)と(6)は国際連合に関する問題である。
(5)は資料問題で正確に読み取れれば正解可能である。
(6)については常任理事国が拒否権を持っているという知識があれば解答できる。ただし、公民は中3の2学期以降に指導することが文部科学省の方針で決まっているようだが、学習塾などで早めの対策をとらないと、学校の授業だけで正解することは難しいかもしれない。

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