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洛南高校付属中学(2007年、社会)

2014/03/11 投稿

洛南高校付属中学校の2007年度の社会の入試分析です。赤本については『洛南高等学校附属中学校 2014年度受験用 赤本1031 (中学校別入試対策シリーズ) 』を参照してください。


1.歴史の問題で、設問は20問である。

設問の中には、大学入試の日本史で見られる人物が出ているが、基本的な事柄を覚えていれば解答できる問題である。初めて見る人物が選択肢やリード文の中に出てきたとしても、動揺しないで冷静に解答してほしい。

(6)は、ウの平治の乱を解答する問題である。資料集や参考書で保元の乱・平治の乱の人物の関係を理解できていれば解答できる。苦手意識があれば、史料集や参考書などで見直しをすることが求められる。

(8)については、鎌倉時代の出来事を正確に覚えていれば、エが誤りであると判断できるだろう。選択肢のオの北条貞時は9代目の執権である。北条貞時は、大学入試の日本史でよく見られるが、中学入試・高校入試の社会ではほとんど見られない。

(9)について、選択肢のウは鎌倉新仏教で日蓮の法華宗(日蓮宗)のことをさすので、明らかに間違えていることに気づくだろう。エの上杉憲実は中学入試ではあまり見かけない。高校入試・大学入試で出題されることが多い。

(14)は洛南高校付属中学の社会でよく見られる特徴である。大学入試の世界史の問題で見られることから、難問である。余裕があれば、資料集などで世界史の対策をする必要がある。

(16)について、1837年で天保の改革の直前ということが判断できれば、イの大塩平八郎と判断できるだろう。その他の選択肢について、アの間宮林蔵は樺太を調査した人物である。ウの由井正雪は兵学者で、由井正雪の乱を契機に幕府は政治方針を転換した。由井正雪について中学入試ではほとんど出題されることはない。

 

2.「小京都」を題材にした日本地理に関する問題である。

設問は13問あるが、日本の地理・農業・産業の基本的な知識があれば、正解することが可能である。

3.洛南高校付属中学の社会の特徴として、時事問題をリード文にしていることがあげられる。

リード文の内容は、日本を「ニホン」か「ニッポン」と読むのかという話題から始まり、現在の日本について地理・政治の話題、最後に2006年の第一次安倍内閣が発足したときに解決すべき問題をあげ、今後に期待するという形で締めくくられている。

(2)は戦後の高度経済長期で、神武景気・岩戸景気・いざなぎ景気などを資料集で確認を怠らないようにしたい。

(3)と(4)は祝日に関する問題で、常にカレンダーを見ておきたい。

(7)と(9)と(11)は時事問題で、常にニュースを見る習慣をつけたい。

(13)は戦後の歴史の知識があれば正答できる。学習を怠らないようにしたい。

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